推計記録と公式記録:ラップ精度

 RUNBOZEサービスは、大会参加のGPSログをもとにネットタイムやラップタイムを自動で“推計”しています。推計であるため“公式記録”とは必ずしも一致しません。このことは以前の記事でも紹介しました。
 最終的なフィニッシュタイムのほか、途中の定距離ごとのスプリットタイムやその区間に要したラップタイムも公式距離とは一致しないことがあります。
 これらは計測方法の違いによって生じる”差異”ですが、データ活用の観点では支障はないレベルのものです。
 一例としてとある大会の公式記録とRUNBOZEサービスの5kmラップのグラフを見てみましょう。
 まず公式記録。記録証に載っているものです。(下図)

 

 同じ大会のRUNBOZEアプリでのグラフは以下の通り。(下図)

 
 ほぼ同じに見えますね。つまり、解析に必要な精度としては公式記録と同程度の精度を有していることになります。
 また、RUNBOZEサービスでは

  • すべての大会で1km/5km/10km/ハーフ距離単位ごとのラップが分かる。(ハーフ距離単位はフルマラソンのみ提示)
  • 追加情報として累積ペース/ピッチ/ストライド/心拍数を重畳表示することができる。

といった公式記録では分からない情報を提示できます。詳細な分析のためには欠かせない機能ですね。(下図)

 

 

 
 なお、「ラップ距離1km以外のグラフ表示」と「追加情報」はプレミアムプランのみで利用可能です。トライアルプランのユーザーは新規登録後30日間は利用可能です。

 ところで、公式記録の各ラップタイム結果も一緒に残しておきたいというランナーもいるかもしれません。
 現在のRUNBOZEアプリでは公式記録のフィニッシュタイムはメモとして残すことができます。
 各ラップタイムについては大会によって提供有無や提供される距離の差があることも踏まえてメモは非対応になっていますが、公式記録の詳細情報(位置、距離など)とGPSログを併用することで「フィニッシュタイムや各ラップタイムは公式記録と一致、その他のタイムは推計して算出」といったことは論理的には可能です。
 これからもランナーのニーズを満たす機能を提供していきます。

 引き続きRUNBOZEサービスをご愛顧頂きたく、よろしくお願いします。
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