一番最初に行うこと:GPXファイルの取込み(再掲)

RUNBOZEサービスでは、まずユーザー自身が自分のGPSデータをサービス内に取込む設定を行う必要があります。
GPSデータの取込み方法には大きくは2つあることを前回の記事で紹介しました。

今回は、このうちGPXファイルの取込みについて、GARMIN製GPSウォッチを例にもう少し詳細な手順を紹介します。
「GPXファイルの取込み」概要についてはこの記事で紹介しておりますので、そちらもご覧ください。

GARMIN製GPSウォッチをお使いの場合、通常はモバイルアプリ内の「アプリ接続」設定でGarmin Connectとのデータ連携設定を行います。この場合、GPXファイルの取込みを行う必要はありません。
しかし、何らかの理由でGarmin Connectサーバーからデータが取り込まれなかった場合はここで紹介する手順によりGPXファイルを手動で取込む必要があります。
また、Garmin Connectサーバーの仕様より、4~5年以上前のデータをデータ連携では取込むことができませんので、そのような場合もGPXファイルを手動で取込む必要があります。(2024年9月時点の仕様)

さて、GARMIN製GPSウォッチのGPSデータをGPXファイルとして取込むには、以下のフローで行います。

  1. GPSログを含むGPXファイルを生成する
  2. 生成されたGPXファイルをRUNBOZEアプリがあるスマホに転送する
  3. スマホに転送されたGPXファイルをRUNBOZEアプリからサーバーにアップロードする

以下、順に説明します。

  1. GPSログを含むGPXファイルを生成する

 GPXファイルを作成するには以下の方法があります。

  • Garmin Connect Webアプリを使う
     WebブラウザでアクセスできるGarmin Connect Webアプリを使ってGPXファイルを生成することができます。※ Garmin ConnectモバイルアプリではGPXファイルを生成することができないようです。
     対象となる大会のアクティビティを表示し、右上の歯車アイコン内の「GPXにエクスポート」を選択すると端末上にGPXファイルがダウンロードされます。PCの場合、通常はダウンロード用のフォルダに置かれます。
     公式情報はこちらを参照ください。
  • ”ログ集約”アプリ/サービスを使う
     様々なGPSウォッチからのデータを取込むことができる”ログ集約”アプリ/サービスを使ってGPXファイルを生成することができる場合があります。
     例えばSTRAVA、ASICS Runkeeper などです。
     これらのアプリ/サービスのアカウントを持っており、既にGarmin Connectとデータ連携済である場合はこの方法が可能です。
     ただし、これらのアプリ/サービスも、通常、WebアプリでのみGPXファイルを行える場合が多く、モバイルアプリではGPXファイルを生成できないようです。
     GPXファイル生成の具体的な手順は各アプリ/サービスのサポートページ等を参照ください。
     
  1. 生成されたGPXファイルをRUNBOZEアプリがあるスマホに転送する

 次に、PC等の端末にダウンロードしたGPXファイルをRUNBOZEアプリが動作しているスマホに転送します。
 これには様々な方法がありますが、代表的な方法は以下の方法でしょう。

  • メールに添付して送信、スマホで受信する
     スマホで受信できるメールアドレス宛にメールを作成し、それにGPXファイルを添付して送信します。
     そして受信したメールから添付されたGPXファイルをスマホ内に保存します。
  • Google Driveに保存する
     Googleアカウントを持っており、スマホにGoogle Driveアプリがある場合はこの方法が便利です。
     GPXファイルをGoogle Driveに保存するだけでスマホからアクセスすることができます。
  1. スマホに転送されたGPXファイルをRUNBOZEアプリからサーバーにアップロードする

 最後に、RUNBOZEアプリの設定内「GPSログ → ファイルアップロード(β機能)」を使ってGPXファイルをサーバーにアップロードします。
 「ファイルアップロード(β機能)」の「ファイル」の項目を選択すると「ファイルアップロード」画面に遷移しますので、そこで「ファイルを選択する」を選択します。
 すると一般的なファイル選択画面が表示されますので、2.で転送したGPXファイルを探して決定します。この手順の中で Google Drive内のファイルも選択できます。
 RUNBOZEアプリの「ファイルアップロード」画面に戻り、「アップロード」を実行すればサーバーへのアップロードが完了します。

なお、このGPXファイルを手動で取込む「ファイルアップロード(β機能)」は動作保証していない機能です。ファイルがうまく取込めない、一部のデータが欠損する、といったことが発生する場合があることは予めご承知おきください。

引き続きRUNBOZEサービスをご愛顧頂きたく、よろしくお願いします。
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