1月に入り、マラソンシーズン後半戦が開幕しましたね。
一方、世間的には受験シーズン突入という感じでしょうか?(受験生、ガンバ!)
そう言えば、マラソンの記録更新対策は受験に似ている面があるように思います。
本命の大会(≒本命の受験校)に向けて、事前に幾つかの大会に出走し(≒模擬試験を受験)、その結果を分析して自分に足りない点、十分足りている点を確認し、必要な対策を考える。
つまり、大会参加記録のタイムだけ見て内容分析を行わないのは「受験生がテストの点数だけを見て、内容を見返さない」みたいなもの。それでは本命大会での目標達成はおぼつかない、そう思いませんか?
そこでRUNBOZEサービスの活用が活きてきます。
RUNBOZEサービスには、「ラップ区間距離変更」、「累積ペースグラフ」、「記録推移」、「記録比較」など、詳細な分析を可能にする様々な機能があります。
特に「記録比較」はRUNBOZEサービス固有の機能であり、より多くの示唆がもらえる非常に有用な機能です。
今回はこの機能を(改めて)ご紹介します。 ※ 以前の記事はこちら
まず起動方法。
比較元となる記録詳細を表示し、その大会名の横にあるアイコンをタップします。
比較先となる記録一覧が表示されるので、どれか一つを選択します。
現在(2025年1月時点)、比較先に指定できるのは「同一大会(同一開催年および別開催年)の自分もしくは他ランナーの記録」になります。
例えば以下のような比較が可能です( 「東京マラソン」の例):
- 東京マラソン2021の自分の記録と、東京マラソン2017の自分の記録(自自比較/別開催年)
- 東京マラソン2021の自分の記録と、東京マラソン2021の他ランナーの記録(自他比較/同一開催年)
- 東京マラソン2021の自分の記録と、東京マラソン2023の他ランナーの記録(自他比較/別開催年)
- 東京マラソン2021の他ランナーの記録と、東京マラソン2021の別の他ランナーの記録(他他比較/同一開催年)
- 東京マラソン2021の他ランナーの記録と、東京マラソン2023の別の他ランナーの記録(他他比較/別開催年)
比較できる内容は以下:
- コース
- タイム、平均ペース/ピッチ/ストライド/心拍数、およびそれらの差
- 平均ペースグラフ、標高図
- ラップ区間距離ごとのスプリットタイム/平均ペース、およびスプリットタイム差( 「比較詳細」シートにて表示)
比較元を青線/文字で、比較先を橙線/文字で表示しています。
開催年によってコースが変わる場合がありますが、その情報も確認することができます。
また、比較画面でも「ラップ区間距離変更」は可能です。
さて、これらの比較で何が分かるでしょうか?
例えば以下のようなことが分かるでしょう:
- 2つの自分自身の記録を比較することで自分自身の成長、課題が分かる:
- 実力がついているか( 「ペースの落ち込みが前回より先の距離に延ばせた」など)
- ピッチ/ストライドの改善具合( 「ピッチは伸びたがストライドに変化は無かった」など)
- 心拍数に基づく負荷状況( 「タイムが伸びたが心拍数は変わらなかった」 など)
- 他のランナーの記録と比較することで自分の課題や次回参加時のペース戦略のヒントが分かる:
- ペース戦略が適切だったか( 「前半は自分より遅いペースでも同じフィニッシュタイムの人が多い」 など)
- 必要なペース戦略( 「このコースで目標タイムを達成した人は下り基調の前半でもペースを上げず30kmからペースを上げている人が多い」など)
次に自分が取り組むべきことが見えてきませんか?
そう、
「比較」しないなんてもったいない!
です。
ところで、この「比較」機能は比較元と比較先の情報精度が揃っていることが必須です。
例えば、一般的なランニング用アプリ/サービスでは、「フルマラソン走ったのに距離が43kmとして記録されていた」 「GPSウォッチを止め忘れて50kmになってしまった」 のようなことが起こり、それぞれの記録の精度が「フルマラソンなのに42.195kmになっていない」だけではなく、2つの記録精度が揃っていないためにそもそも比較ができないのです。(距離43kmの記録と50kmの記録を比較することはできませんよね?)
一方でRUNBOZEサービスでは「GPS誤差除去」 「コース最適化」などの独自処理によって、全ての記録が正規化され精度が揃っているため、「比較」機能が提供可能になっています。
つまり、
大会記録の正確/詳細な「比較」はRUNBOZEサービスだからこそ利用できる機能
なのです。是非、活用ください。
なお、「記録比較」はプレミアムプランのみで利用可能です。
トライアルプランのユーザーは新規登録後30日間は利用可能です。
引き続きRUNBOZEサービスをご愛顧頂きたく、よろしくお願いします。
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あわせて「よくあるご質問」を適宜参照ください