前回の記事でGARMIN製GPSウォッチのGPSデータを含むGPXファイルの取込み方法を紹介しました。
今回はCOROS(カロス)製GPSウォッチについて紹介します。
RUNBOZEサービスでは、COROSのサーバーからのGPSデータの取込みには対応していません。(2024年9月時点)
一方で、COROS製GPSウォッチのGPSデータを含むGPXファイルの取込み、および個人記録生成に成功する場合があることを確認しています。
COROSのGPXファイルの取込みも、基本的にはGARMINの場合と同じで以下のフローとなります。
- GPSログを含むGPXファイルを生成する
- 生成されたGPXファイルをRUNBOZEアプリがあるスマホに転送する
- スマホに転送されたGPXファイルをRUNBOZEアプリからサーバーにアップロードする
以下、順に説明します。
- GPSログを含むGPXファイルを生成する
GPXファイルを作成するには以下の方法があります。
- COROSモバイルアプリを使う
COROSはモバイルアプリからGPXファイルを生成/エクスポートすることができます。
対象となるアクティビティを表示し、右上の「···」を選択し、「データのエクスポート」→ 「.gpx」→ 「ダウンロード」を選択します。GPXファイルが置かれる場所はアプリ内に表示されます。 - TRAINING HUB Webアプリを使う
COROSのWebアプリであるTRAINING HUBでもGPXファイルを生成することができます。
対象となる大会のアクティビティを表示し、右上のファイルアイコン(データのエクスポート)を選択し、「.gpx」を選択するとGPXファイルがダウンロードされます。PCの場合、通常はダウンロード用のフォルダに置かれます。 - ”ログ集約”アプリ/サービスを使う
GARMIN同様、様々なGPSウォッチからのデータを取込むことができる”ログ集約”アプリ/サービスを使ってGPXファイルを生成することができる場合があります。
COROSの場合、例えばSTRAVA などです。
これらのアプリ/サービスのアカウントを持っており、既にCOROSとデータ連携済である場合はこの方法が可能です。
GPXファイル生成の具体的な手順は各アプリ/サービスのサポートページ等を参照ください。
- 生成されたGPXファイルをRUNBOZEアプリがあるスマホに転送する
次に、GPXファイルをRUNBOZEアプリが動作しているスマホに転送します。
方法はGARMINの場合と同じになりますので、前回の記事を確認ください。
COROSのモバイルアプリを使ってGPXファイルを生成した場合は、すでにスマホ内にGPXファイルがダウンロードされていますのでこの手順は不要になります。
- スマホに転送されたGPXファイルをRUNBOZEアプリからサーバーにアップロードする
最後に、RUNBOZEアプリの設定内「GPSログ → ファイルアップロード(β機能)」を使ってGPXファイルをサーバーにアップロードします。
この手順もGARMINの場合と同じです。
COROSの場合、モバイルアプリで作業が完結するのがよいですね。
引き続きRUNBOZEサービスをご愛顧頂きたく、よろしくお願いします。
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